前作 "Wake:Sleep"(2006)が好きセールスを記録し、一躍人気エレクトロニカアーティストの仲間入りを果たしたA LILYが4年振りに待望の2ndアルバムをリリース!
2006年に米「Dynamophone Records」からリリースした1stアルバム「Wake:Sleep」が異例のロングセールスを記録し、日本のエレクトロニカ・ファンの間でも非常に高い人気を誇る、イギリス人ミュージシャンJames Vella(ジェイムス・ヴェラ)のソロ・プロジェクトA LILY (エイ・リリー)が、4年振りに待望の2ndアルバムをリリース。
前作ではラップトップベースの甘美でドリーミーなエレクトロニカ・サウンドでリスナーを魅了し、2008年にリリースした限定3 Inch CDRでは自らボーカルをとった、より生楽器色を強くしたフォーキーなエレクトロニカや美しいストリングスのアンビエントを披露して、すこしずつアーティストとしての成長や音楽性の変化を遂げてきた。
そして待ちに待ったニューアルバムは、これまでの作品の集大成というよりも、これまでのスケールを遥かに超えた意欲作。作詞/作曲/レコーディングはほぼジェイムス1人で行い、ストリングスやブラスにはゲストミュージシャンを迎えている。ブラスはEFTERKLANGのブラスセクションが担当し、「One Little Indian」からアルバムをリリースしているアイスランドの女性シンガーEMILIANA TORRINIが1曲ボーカルで参加して可憐な歌声でアルバムに華を添えている。
繊細かつ大胆なエレクトロニクスとジェイムスの優しい歌声に、アコースティックギター、バンジョー、ピアノ、ストリングス、木管楽器、ハープetc…多彩な生楽器のオーケストラが、エレクトロニカ、ポップス、モダンクラシカル、ジャズ、カリプソ、アンビエント等の多彩な音楽性が折衷。ワクワクするような高揚感と甘美でドリーミーな幸福感が入り交じる、とびきりのポップ・アルバムが誕生。
A Lily / Thunder Ate The Iron Tree by pdis_inpartmaint