FLYING SAUCER ATTACKやMOVIETONEなど、UKブリストルシーンの重要バンドのメンバーとしても活動し、自らTHIRD EYE FOUNDATION名義で作品をリリースしてきたMATT ELLIOTT。近年は本名名義でソロ作品をリリースしていましたが、Dominoから2000年にリリースされたアルバム「Little Lost Soul」以来、TEF名義では10年ぶりとなる5枚目のアルバムをリリース。前作の作風をベースに、TEF印のドラムンベースやダブステップ/インダストリアルビート、MATT名義の近年の作品でよりその宗教的色彩が濃く反映されていた聖歌やオペラからの厳かなサンプリング、すすり泣くようなヴォイス、チェロやヴァイオリンの不穏なオーケストレイションなどが絶え間なく鳴り響く、TEFからMATT名義に渡る活動の集大成であると同時に、新たなフェイズへの突入を示唆するアルバムへと仕上がっています。全5曲43分収録。盟友MANYFINGERSのChris Cole、レーベルメイトCHAPELIER FOUことLouis Warynskiがゲスト参加。絶望3部作と称したMATT名義でのアルバムで提示した絶対的な深い闇と絶望と諦念が全編を支配しつつも、最終曲でのズタズタに引き裂かれるビートは、そこから脱却せんとする希望が垣間みれなくもありません。
*CDが封入されたアナログも追って入荷の予定です。
1. Anhedonia
2. Standard Deviation
3. Pareidolia
4. Closure
5. If You Treat Us All Like Terrorists We Will Become Terrorists
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