THE STEADYS / Rivers (CD)

神奈川を拠点とするポップパンクバンド、THE STEADYSの新作サードアルバム。

神奈川を拠点とするポップパンクバンド”THE STEADYS ”。キャリア史上最高傑作に相応しい全12曲入り3rdフルアルバムが完成!コロナ禍という状況でも腐らずに作曲活動を続けながらも2022年をもって活動休止。13年という軌跡をまとめた集大成的音源として遂にリリース。

疾走するリズムとお馴染みの”ど”キャッチーリフにシンガロング必至のサビ。M.1からフルスロットルで”THE STEADYS”節が全開。コロナ禍という身動きができない状況を糧にインプット・アウトプットを繰り返した結果からか、過去作以上に自由度とアレンジ力が増幅しているように感じる。抜群のポップセンスに加え、奥行きのあるメロディには思わず唸ってしまった。どことなく漂う哀愁、感情移入させるパーソナルな歌詞もまた泣ける。

今作においては、ドラマーのスーパーナガイ(LIFE IS WATER BAND, THE SENSATIONS等)による性急なビート感、サポートギタリストとして参加したトミヅカケンタロウ(ピーナッズ)による表情豊かなギターソロ、さらには飛び交うコーラスのバリエーションも特筆すべき点だ。また、タイトかつグルーブを感じさせるサウンドは、I think等の活動でも知られ結成初期からバンドを支えるベーシスト・ワタナベカオリコによる手腕でより際立った。1分のファストチューン〜Screeching Weaselのカバーまで、隙無くポップパンク愛が溢れる仕上がりで聴きどころ満載。そして見どころの一つ、盟友ffeeco womanのメンバーono-dによるテキストがまた素晴らしい。

奄美大島に拠点を移しながらもレーベル/ディストロ活動を続けるurban sleep discsと、Chinese Footballの招聘やJune of 44のリリース等で知られるimakinn recordsがタッグを組み、共同サポート作第2弾として待望のリリース。

Track List:
01. third floor
02. haze
03. empty cans
04. losing my mind
05. afraid
06. supermarket fantasy
07. there
08. all over
09. long distance
10. band
11. unseen
12. my time goes



【プロフィール】
2009年、ミカミフトシを中心に結成された4人組ポップパンクバンド”THE STEADYS”。過去にフルアルバム2枚+ミニアルバム2枚、その他にも初期編集盤やスプリットをリリースし、全国的にも知られるバンドへと成長。言わずもがなライブ活動も精力的に行い、地元・神奈川で定期的なイベント、Audacity(USA)やPeach Kelli Pop(USA)のサポート企画を主催し、遂には2018年にアメリカツアーを敢行。2020年にはアメリカで繋がったKids On Fireの日本ツアーをオーガナイズするも、来日寸前でコロナウイルスの影響により無念の中止。そして、長期に渡るライブ活動自粛期間を逆手に取り、9曲もの完全未発表曲収録の今作を完成させた。
型番 imakinn / urban sleep discs (JPN)
販売価格
2,000円(税込2,200円)
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