COLLEEN / A flame my love, a frequency (CD)

オススメ!フランスの女性マルチ・インストゥルメンタリスト、COLLEENの6枚目となる新作アルバム。

フランス出身で、現在はスペイン在住の女性マルチ・インストゥルメンタリスト、セシル・スコットによる「コリーン」の2年振りとなる新作が登場。アメリカのシンセメーカー「Critter & Guitari」が、レコードレーベル「Third Man」のために制作した見た目も可愛らしいシンセ「Septavox」を新たに導入。ヴィオラ・ダ・ガンバの音色や自身のセンシティヴなヴォーカルと共に描き出すエクスペリメンタルでサイケデリックな世界観は、アーサー・ラッセルにも通じますね。劇的な音楽的変化をみせた傑作の誕生です!

Track List:
01. November
02. Separating
03. Another world
04. Winter dawn
05. Summer night (Bat song)
06. The stars vs creatures
07. One warm spark
08. A flame my love, a frequency





-レーベルインフォ-
トレブル・ヴィオラ・ダ・ガンバと自身のヴォイスを駆使し、人の心と感情に複雑なストーリーを作り上げる、フランス出身で、現在はスペインを拠点にしている女性マルチ・インストゥルメンタリスト、セシル・スコット(Cecile Schott)による、コリーン(Colleen)の2年ぶりの6作目。現在はスペインを拠点にしている彼女だが、ちょうど故郷のフランスを訪れていた際にパリ同時多発テロ事件に遭遇し、生と死が常に隣り合わせであるということを痛感し、その感情が本作のテーマとなった。

前作『Captain of None』では自身のルーツであるダブにインスパイアされた新たなアプローチをみせたが、本作ではヴォーカルを取り入れた4作目以来となる劇的な音楽的変化をみせている。

新たに取り入れたCritter and GuitariのシンセサイザーSeptavoxと、Moog Delayにヴィオラ・ダ・ガンバの音色を溶け込ませ、全く新しいリズムとサウンドを生み出しており、ポップと実験性、ヴォーカルとインストゥルメンタルそしてエレクロニックとアコースティックをペダル&ループ技法を用いて巧みにレイヤードし、現代的な手法でクラシカルなバロック・サウンドを構築することに成功した。デリケートなメロディと細かな音色、そして無限の探究心が窺える実験感覚が絶妙のバランスで同居している。

リヴァービーに煌めくミニマルなフレーズ、揺らぐようなサイケデリックな音色などを、リズミックにレイヤードし、自身のセンシティヴなヴォーカルを絡めながら独特の世界観を構築。必要最小限に絞られた音数で自らの心情を音像化した秀作。彼女が敬愛するArthur Russellにも通ずるエクスペリメンタルで美しい世界観に引き込まれる。
型番 Plancha (JPN)
在庫状況 SOLD OUT
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